古市商店

【きびなご一夜干し 】
取れたてをお日様に当てられて、一夜干しにしたきびなご。
きびなごは大きくても10cmにならない小さな体に、美味しさがギュッとつまってる。
今日は種子島ならではの、僕たちの1番おいしい食べ方を教えてあげる!
みんなのお母さんはバーベキューする時、食材は何を準備する?
かたまり肉。骨付き肉。焼きそば。うんうん、やっぱりお肉がメインだよね。
種子島のバーベキューでももちろんお肉を焼くよ。
でも、お肉以外で必ず準備されてるのが 僕たち、きびなごの一夜干し!
子供たちはまずお肉を食べてお腹をふくらます。
それから大人の時間が始まって、旬のお魚やイカを焼き始めるんだ。
僕は小さいからすぐに焼ける。
焼けすぎてもよくないから、網のはしっこに置かれて、コロコロ転がされる。
僕が焦げないように見守る「きびなご番」がついて、程よく焼けたらお皿に移す。
みんなはきびなごをつまみながら、他の魚が焼けるのを待つんだ。
炭火で焼かれたきびなごはふっくらして、一夜干しの良さを最大限に発揮する。
きびなごが焼けると遊びに行った子供たちが戻ってきて、僕たちに手を伸ばす。
ひとつ食べだすと止まらない!
これが1番おいしいきびなごの食べ方。
もちろんオーブントースターやフライパンでもすぐに焼ける!
頭からパリパリ、骨ごと全部食べられるきびなごはカルシウムや鉄分がたっぷり含まれているから、僕たちを食べてる島の子供たちはみんな骨がしっかりしている。
カルシウムは精神を安定させる働きもある。
種子島の人たちがみんなニコニコしているのは、おやつにもおつまみにも、もしかしてきびなごを食べているからなのかな!?
きびなごは綺麗な海水の中でしか生きていけなくて、1秒でも水の外に出すと死んでしまうから、水族館で長期飼育できないデリケートな魚なんだ。
小噺だけど、お刺身で食べられるのは産地のみ。
脂がのったとってもおいしいきびなごのお刺身は種子島に遊びに来たときに食べてね!
冷凍一夜干しはいつでも好きなときに食べられるから、島の人の冷凍庫に常備されてる。
お母さんが今度バーベキューしようって言ったら、「炭火できびなご食べたい!」ってリクエストしてみてね。
バーベキューのマスト食材になること必須かも!

【飛び魚の一夜干し】
種子島のソウルフィッシュ、飛び魚。
トッピーって通り名で島じゃ呼ばれてる。
種子島屋久島地方の漁獲量は日本一、全国の7割以上が種子島近海を泳いでいたトッピー。
鹿児島と種子島屋久島を結ぶ高速船は、俺の名前をとってトッピーっというのです。
その船に乗ると、天気と運がよければトッピーが海面を飛んでいるの見られる。
島のおじいもおばあも、そのまたおじいもおばあも、小さな頃からトッピーを食べてきた。
食糧となるだけじゃなく、島の漁師の生活を支え続けたのも飛び魚。
昔は種子島の向かいにある小さな島に漁師基地を作って、漁の季節には馬毛島に移住していたこともあるくらい、トッピーはたくさん獲れた。
獲れたトッピーを加工するのにも多くの人が関わって、島中の人がトッピーを身近に感じて暮らしていたんです。
飛び魚と種子島の人たちは共に生きてきた。
そういう意味でもソウルフィッシュ。
種子島の人は代々トッピーを食べて生きてきたからか、太っている人が少ない。
大酒飲みはいっぱいいるけれど。
海で、畑で、体を使って働いてればそう太ることもないだろうけれど。
大きいトッピーの刺身は弾力があって、絶品。
今は脂身の多い柔らかい刺身が好まれているけど、種子島の人は噛めば噛むほど旨味の出るトッピーの刺身が大好きだよ。
一夜干しのトッピーは身がしっかりして、魚の味が濃厚なんだ。脂身がほとんどないから あっさりして一匹食べても全然くどくない。
とっぴーは、鳥のごとく大きな胸びれで、海面を叩いて飛びだして滑空する。
全身筋肉のかたまり。消化器官も直線にしちゃったくらい、飛ぶことに特化した魚。
だから良質なタンパク質が豊富。
みんなの血と肉になっていく。
流通のよくなった今こそ、種子島のソウルフィッシュ、トッピーを日本中に広めたい。
飛び魚はみんなの体作りに貢献したい。
トッピーの一夜干し、具沢山味噌汁、ご飯があれば栄養バランスは文句なし。
一夜干しは グリルで焼くだけだし、調理の手間もかからない。
週に一回くらいこの献立にすれば、食べすぎる日があったり偏った食事になっても大丈夫。
種子島のソウルフィッシュから日本のソウルフィッシュへ。
大きな胸びれで羽ばたくきたい! ぜひみなさん、広めてください!

【飛び魚のすり身】
こちらは飛び魚のすり身です。
みなさん私のような商品に会うたことなかろ?
調理されてさつま揚げになった私を召し上がったことあるかもしれんけど、飛び魚のすり身なんてなかなか手にとる機会はないでしょう。
ところで薩摩揚げはみなさん知ってますか?
名前のとおり鹿児島の名物料理。
魚のすり身にいろんな具を入れて形を作って揚げるんです。ご当地鹿児島では、つけ揚げって言うんだけど。
他の地方ではおでんや煮物の具として使われることが多いみたいだけど、鹿児島ではそのまま食べることが多いよ。
つけ揚げに使う魚は色々ありまして、昔は今みたいに冷蔵技術が発達してなかったから、獲れたて魚を無駄なく使い切るためにすり身にしたのです。
だから何種類かの魚が混ざっていることが多いのです。
その中、種子島では飛び魚がたくさん獲れるから、飛び魚のすり身でつけ揚げを作ることが多いのです。
種子島の人は飛び魚で作るつけ揚げが1番うまかって言うよ。
つけ揚げに人参、ゴボウ、枝豆や玉ねぎ、チーズも具として入れてる商品もありまして。
それも具の食感が楽しめておいしいけど、飛び魚のつけ揚げは具を入れなくても大丈夫。
飛び魚のすり身、それだけで勝負できる味なのです。
つけ揚げはよく練ることがポイント。
練り物って言うでしょう?あればすり鉢でするのがいいけど、ボウルでよくこねれば弾力が出て美味しくなるよ。
調味料はお味噌や醤油、生姜を 入れてもいいけど、まずはそのままの味を味わって欲しいのよ。
成形するときは手にくっつくから、手に水か油つけて丸めてね。
中火で熱した油に落として、時々ひっくり返すの。
しばらく待ってると倍くらいの大きさプクーーーーってふくらんできます。
だからあんまりたくさん揚げ鍋に入れちゃダメよ。
ふくらんだら火は通ってるから、きつね色になるまで揚げるの。
少し冷めるとふくらんでたのがしぼんでしわしわになってきます。
その温かいのをハフハフしていただくのです。
淡白な味わいの飛び魚に油が加わって、旨味をより強く感じるはずです。
これを味わいたいがために皆、家でつけ揚げを手作りするのです。
つみれ汁ぜひ試してください。地方によってはお味噌汁の具にするところもあるらしいけど、まずはお吸い物に入れてみてください。
昆布とカツオの出汁でもいいし、あご出汁でもいいけど、すり身から出汁が出て、味が深まるのよ。
イワシのつみれより品がいい味って、私は思ってるのよ。
(イワシに怒られちゃう。)
あと種子島の家庭の味では飛び魚ハンバーグがあるよ。
刻んだ玉ねぎを入れてハンバーグと 同じように焼いて、照り焼きにするとお弁当のおかずにぴったり。
生姜醤油でいただけばおつまみにも、子供もお父さんも喜ぶメニューになります。
アレンジのきく食材だから他にも試してみてほしい!
これを機にぜひ手に取ってみてください!!

種子島の自然の恵みを全国に提供できるように、西之表市内で加工海産物などを取り扱っております。
楽しい店主が、笑顔で対応いたしますので、お気軽にお問い合わせくださいませ!
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