中園ファームのご紹介

中園ファームは安納芋発祥の地である「種子島安納地区」で農業を営む農業法人です。

数あるサツマイモの中でも、日本国内で人気を博している「安納芋」を中心に農業を営んでいるのが、私たち中園ファームです。中園ファームの在る種子島のサツマイモの歴史は古く、1698 年に第 19 代島主「種子島久基」が、琉球國(現在の沖縄)から甘藷を譲り受け、栽培を命じられた家臣が試行錯誤の末、栽培に成功したのが始まりと言われ、当時の日本で最初にさつまいもの栽培が定着した場所です。

「安納芋」は、昭和 22 年頃、中園ファームが位置する西之表市の安納地区で栽培したのが始まりであると伝えられています。一説によると戦後、インドネシアのスマトラ島から帰国した兵隊さんが持ち帰った芋から栽培が始まったとか。

現在では種子島島内で広く栽培され、種子島を代表する特産品一つとなっています。

中園ファームの「安納芋」は、温暖な亜熱帯性気候、年間日照時間1,804時間といわれる種子島の東沿岸部北部に位置した安納地区で、たっぷりと潮風を受け、柔らかく鉄分やミネラルを含んだ火山灰土でのびのびと育てられています。愛情と手間暇をかけ、土づくりから出荷に至るまで自社で手掛けております。

収穫した安納芋は、温度管理された倉庫で40日以上の熟成期間を置きます。熟成期間を置くことで安納芋のでんぷん質が糖化するため、より甘く、ねっとりとした食感の熟成安納芋として全国へ発送することができます。

熟成安納芋の生芋の出荷のほかに、安納地区産の熟成安納芋を焼き芋と焼き干し芋として販売しております。

安納芋の収穫後の畑では、同様に恵まれた気候の中でじゃがいもを栽培し、例年1月には新じゃがいもとして出荷します。

ぜひ中園ファームの自慢の農産物を手に取り、味わってみてください。

 

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